あーちゃん奮闘記 Vol.4

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退院後Part1退院後Part2おふろPart2 将棋の駒 プレゼント おとうさんとジュース


★退院後Part1

退院してから1週間は、目に水が入るといけないと言う事で、お風呂に入れませんでした、ちょっと頭が汗臭かったですがしかたありません、ただあーちゃんはお風呂が大好きなので、ちょっとかわいそうでした。

毎日、おとうさんがお風呂にはいるときに、お風呂場の前まで来て、「あーちゃんもー」と言っていました、おとうさんは一人で入るのがとても心苦しかったです、でもあーちゃんはおとうさんが一人で入ってしまうと、あきらめて次のことを始めます。

カエルのビニールの人形を持ってくるのです、そしてお風呂場のドアを開けて「入れてー」と言ってそれを差し出します、カエルの人形をおとうさんが湯船に数秒つけてから「はい、カエルさんあがるよ」と言って渡すと、「ありがとう」と言って受け取り、タオルで拭いて向こうの部屋に持っていきます。

そんなことをほぼ毎日繰り返していました。

自分もお風呂に入っている気持ちになるのでしょうか。


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★退院後Part2

退院後1週間目に、手術後の検査を受けに病院へ行きました。

あーちゃんは、「又泊まれる」と思い込んで、大喜びでした、でも、もちろん病室には行かなかったので、「ネンネするー」と言って、さかんにお母さんを病室の方に連れていこうとしました。本当に病室が気に入ったようです。

お風呂に入っていいと許可が出たので、その日から早速入れてやりました、体を洗うのは普通に出来たのですが、目に水を入れてはいけないので、頭を洗うのは一苦労でした。

今までは椅子に座らせて頭の上からシャワーをかけていたのですが、さすがにそれは出来ません、そこで赤ちゃんの頃のように横抱きにして洗おうとしたのですが、いつのまにか(?)大きくなっていってとても出来ません、どうしようかと思い、仕方がないので、椅子に座らせてそのまま後ろに上半身を倒し、頭の所を私の膝の所で支えるという態勢にしました、ただこの態勢では、頭の前の部分しか洗えないので、前と後ろを分けて洗うことにしました。

私は、とても洗いにくいのですが、あーちゃんはこの態勢が気に入ったようで、ニコニコしていました、そして次の日も「頭洗うでー」と言うとやはりニコニコ顔で「ハーイ」と返事をしていました。

目が良くなってもこの洗い方をさせられそうで、ちょっと先が思いやられます。



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★おふろPart2

最近あーちゃんは、湯船の中で一人で座れるようになりました。

今までは、おとうさんが体を洗っているときは、あーちゃんも洗い場で遊んでいたのですが、最近は一人でお湯につかって出てきません、そして自分で「おすわり」と言って座っています、前までは一人でお湯につかるのがちょっと怖かったのですが、平気になったようです。

ただしお湯の量が多いときは、座るとあーちゃんの口元までお湯につかってしまうので、一生懸命顔を上げて口がお湯につからないようにします、その仕草がとてもおかしくてかわいいです、又顔を上げてもつかってしまうときは、座るのをあきらめて一度立ちます、そしておとうさんがお湯を使って少なくなったら又座ります、顔を上げてつかれるようになればじっとつかっています。

あんなに顔を上げていて首がだるくないのかと不思議です。



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★将棋の駒

あーちゃんが今お気に入りのオモチャは、おばあちゃんのところでもらった将棋の駒です。

おとうさんが子供の頃に使っていたもので、箱はボロボロになってしまったので、お菓子の缶に入れてもらっています、どこにでも持って行きたがって困ります。

最初は、ただその缶から駒を出して広げているだけで喜んでいたのですが、ある時おとうさんが将棋倒しをやって見せた所、とても気に入ったみたいですごく喜びました。

あーちゃんはいつもおとうさんが何かしていると自分もやりたくなり、手を出してきてグチャグチャにしてしまうのですが、将棋倒しだけは列べ終わるのをじっと待っています、もちろん最初は、手を出してきたのですが、すぐに倒してしまうので自分では無理と思ったようです、だからおとうさんが列べるのを横でわくわくした顔で見つめています。

列べ終わると「い〜い?」と聞き「いいよ」と言うと、うれしそうに最初の駒を倒します、全ての駒が倒れると手をたたいて大喜びします、そして「もいっかいしよか?」と言っておとうさんに列べさせます、おとうさんも将棋倒しをするのが好きなので、ついつい気合いを入れて多くの駒をつかって作ってしまいます、本式にドミノを買ってこようかなっと思ってしまいます。

将来あーちゃんと一緒に、ドミノのギネス記録に挑戦できたらいいなと思うのは親ばかでしょうか。


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★プレゼント

クリスマスの少し前、おとうさんはあーちゃんとおかあさんにプレゼントを買って帰りました。

本当は、あーちゃんにはもっと早めに「サンリオタイニーパーク」を買っていたので、今回はおかあさんへのプレゼントです。

買って帰ったその日は、おとうさんの帰りが少し遅く、あーちゃんはもう寝ていたので、おかあさんがプレゼントを開けて、中を見てから又もと通り包装し直しました。

翌日あーちゃんが起きて来て、テーブルの上に置いてある包みを発見しました、おかあさんが「開けてもいいよ」と言うと、うれしそうに包装紙を開け、中の箱を取り出しました、「何かなーお菓子かなー」とおかあさんが期待させるので、あーちゃんは焦って箱を開けました、そして箱の中を見ての第一声は「何じゃこれ?」でした。

実は中身はお菓子ではなく、小さな額付きの絵だったのです、あーちゃんは(たぶん)初めて見る物にきょとんとした顔をしていました、両方の親は、その顔つきを見て思わず笑ってしまいました、さらにおかあさんが「あーちゃん、お菓子やでこれ、食べてみ」と言って、額をあーちゃんの口の前に差し出しました、するとあーちゃんはためらいながらも口を開けるではありませんか、それをみて又私たちは「食い意地が張ってるー」と言って大笑いしました。

子供をおちょくる、本当にひどい親です。



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★おとうさんとジュース

先日おとうさんはちょっとひどい風邪を引いてしまい、休日というのに病院に行きました、救急病院なので少し遠くに在り、おかあさんに車を運転してもらって行きました、当然あーちゃんも一人で留守番をさせるわけにもいかず、一緒につれていきました。

まぁ、あーちゃんは、お出かけが大好きですし、ましておとうさんとおかあさんの3人で出かけるとなると、もう大はしゃぎ状態です、たとえ行き先が病院でもです。

病院に着くと久しぶりに来たので増築されており、かなり感じが変わっていました。あーちゃんも何度か来たことのある病院なのですが、感じが変わった分目新しい物が沢山あり、またまた興味津々と言った感じで目をランランと輝かせていました。

おとうさんは受付を済ませて椅子に座っていたのですが、あーちゃんはそこらじゅうをうろうろしていました、そしてその後をおかあさんがついて回っています、おとうさんの右側から行ったと思ったら、しばらくすると左側から出てきたりします、一瞬「あれ?」と思ったのですが「あー増築してぐるっとつながったのか」と変に感心したりしてしまいます。

でもしばらくするとそれもあきてきたのか、私に近づいてきて「あそぼ」と言い出しました、(家にいるときからそうなのですが、おとうさんがずっと居てるのに遊んでもらえないのは寂しいようで、しょっちゅう近づいてきます、)「おとうさんちょっとしんどいから、今はあかん」と言っても「あそぼ」「あそぼ」と言ってへばりついてきます、おかあさんが「おとうさんしんどい言うてるから、あかんで」と言っても「イヤッ」と言ってそばを離れません、好かれていると言うことでしょうから、うれしいんですが、「今日はちょっと」と言った感じです。

そこへおかあさんが「あーちゃんあっちにジュース買いに行こう」と言うと元気良く「ハイッ」と言って、おかあさんの後について行ってしまいました、振り返ってバイバイまでしてくれました。

離れてくれたのはいいのですが、あまりの変わり身の早さに「おとうさんよりジュースが大事なん?」とあきれてしまいました。



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