あーちゃん奮闘記 Vol.12

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販促品 負けず嫌い 買い物 十数える間 言いわけ  目覚まし メール 試食

 


販促品

ある日、大型電気店に家族で行きました。

入り口の所で、ADSLの会社がキャンペーンをおこなっていて、ティッシュを配っていました。

あーちゃんはティッシュでもチラシでも、もらえる物は何でも大好きですので、しっかりと何かをもらっていました。

ティッシュだろうと思っていたのですが、どうやら子供には違う物を配っていた様で、あーちゃんのもらってきたのは、その会社の宣伝が入ったパッケージの「うまい棒」というお菓子でした。

店の中にジュースの自販機があり、ベンチもあったので、ちょっと座ってジュースを飲みながら休憩しました。その時に先ほどあーちゃんがもらったお菓子を食べたのですが、あーちゃんはうまい棒はあまり好きでは無かったので、半分以上を私が食べてしまいました。

けれどもこのうまい棒の味は、あーちゃんの好みだったらしく、私が食べてしまい無くなったのを見て、ちょっとショックだったようですが、別に怒る事も無かったのでそのままジュースを飲み終えて、帰ろうとしたのです。

するとあーちゃんが一人で入り口の方に行き「行っていい?」と私に聞いてきます、けれども車で来ていたので、駐車場は上にあり入り口を通る必要は無いのですが、それでもあーちゃんは「行っていい?」と何度も聞きますので、私は適当に「いいよ」と返事しました。

入り口の所に行ったあーちゃんは、すぐに私の所に戻ってきましたが、その手には、しっかりお菓子が握られていました。

あーちゃんはお菓子が気に入り、もう一つもらいに行ったのです。ちゃっかりしています。

2002.11.1


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負けず嫌い

あーちゃんはとっても負けず嫌いです。

負けるのが好きという人もいないと思いますが、あーちゃんの場合負けず嫌いが高じて、初めから負けるとわかるものには挑みません。

テレビゲームをしていても必ず自分が勝てる部分しかしませんし、その部分で、もし負けそうになったら、リセットスイッチを押しゲームを途中で終わらせてしまいます。もうちょっと頑張れば勝てる様なところでも、負けたときの事を考えるのか、途中で諦める事が多々あります。

この性格は以前から持っていて、小さい頃に崩れるのが嫌で積み木を積み上げない、といった事がありました。

積み木やゲームなら良いのですが、勉強でもその性格が出ている様で、書けない字は最初から書こうとしないのには、ちょっと困っています。

もう少しチャレンジ精神があればいいのになぁと思いますが、恐がりの性格と負けず嫌いの性格が相まって、なかなか上手くいきません。

そういう性格だから、無茶をして怪我をしたりする事が無いので、その面だけはいいのですが。

どちらも上手くいくと言うのは、虫が良すぎるのでしょうか。

2002.12.1


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買い物

出かけるのが好きなあーちゃんは、近所のスーパーに行くだけでも大好きです。

最近は、スーパーで買い物カゴのカートを押してくれるようになりました。

以前は、カートを押すと人や商品棚にぶつけるので、危なくて押させていなかったのですが、この頃はそういう事もなく、わりとしっかりと押しています。

けれども、あーちゃんは誘惑に弱いのです。

試食コーナーが有れば、そちらにふらふらと行ってしまいます、それもカートが邪魔になれば通路にカートをほったらかしにして行ってしまいます。

たまに、別の売り場で買った精算済みの物を一緒にカートに乗せていたり、他の人の邪魔になったりもしますので困ります。

で、あーちゃんの気付かない間に私がカートを代わりに押したりするのですが、あーちゃんはカートが無くなっていても知らん顔をしています。

私達が持っていったとがわかっているのでしょうが、もう少し自分の荷物に責任を持って欲しいものです。

いつもカートを押してくれるのは、最初の数分間だけです。

2003.1.1


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十数える間

あーちゃんはお風呂では、常に動いたり喋ったりしています。

そこでふと思いつき、湯につかっているときに「十数える間じっとしてみて」と、言いました。

数えだすとうなずきながら一緒に数を数えますので、「あーちゃん動いてるいるし、声を出してもあかんで」と言い、もう一度一から数えました。

いち、に、さん、と数えたところで、数えるのに合わせてうなずくようになりましたので、「動いてるやん」と、もう一度一から数えました。

三度目は、うなずきませんでしたが声を出さずに口を動かし数えていますので、「口が動いてるよ」と言って、もう一度一から数え直しました。

四度目でやっと十数える間じっとする事が出来ました。

たった十数える間じっとして喋らない様にするのは、苦痛なのでしょうか。

2003.2.1


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言いわけ

最近あーちゃんは、言いわけというかへりくつというかをよく言います。

私やお母さんが「あーちゃんこうせなあかんやろ」と言うと、「ううん、いいの」と言い、「なんで?」と聞くと「先生がいいって言ってた」と言います。
どう考えても先生がそんな事を言うわけがないのに、 すぐに「先生が」と言います、「先生がしなくて良いと言った」や「先生がこうしなさいと言った」等々何でも先生が言った事になっています。

ごくたまにですが本当に先生が言ったのかどうか、こちらが判断できないときもあり、ちょっと困りものです。

またあるときは、パソコンで遊んでいるあーちゃんの目が、あまりにもモニターに近づきすぎなので「あーちゃんもうちょっと目を離して」と注意すると「眼鏡かけてるモン」と言い返してきます。

日頃「近づきすぎると目が悪くなるよ」と言っているので、あーちゃんは眼鏡をかけていれば大丈夫だと思っているのでしょう。

言いわけやへりくつが言えるのは、それだけ成長したという事なのでしょうね。

2003.3.15


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目覚まし

先日私が携帯電話を買い換えた際に、古い携帯電話をあーちゃんにあげました。

その携帯電話には簡単なゲームが入っていて、あーちゃんはそれで遊んだり、着信音を鳴らして遊んだりしています。前にあげた携帯電話もそうやって遊んでいたのですが、今回のは少し違いました。

最近の携帯電話にはアラーム機能が付いていて、私が使っているときは、そのアラーム音を目覚まし代わりに使っていました。

あーちゃんはそれをしっかり覚えていて、自分もアラームで起きるから時間をセットしてくれと私のところに来ますので、本当に起きるのかどうか半信半疑でセットしました。

次の日の朝、あーちゃんはアラームが鳴り出すとすぐに起き、自分でアラームを止めたので、「おっ!ちゃんと起きた!」と私は感心しました。

しかし、それが続いたのは2日目まででした、3日目からはアラームを止めても起きて来ないときや鳴っていても無視して眠り続けたりしています。

それだけならまだ良いのですが、私が使っていた時と同じ音のアラームを使いたがるので、私が休みの時に「ハッ!」として目を覚ます事もあります。

もちろんそんな時あーちゃんは平然と寝ています。

2003.3.15


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メール

今回のオリジナルドメイン獲得と同時に、サーバーの容量を増やしましたので、あーちゃんにメールアドレスを作ってあげました。

私や親戚、おじいちゃんからしかメールは来ないのですが、それでもあーちゃんは大喜びで毎日メールチェックをしています。

また、あーちゃんはメールを送る事もします。もちろんアドレスの入力は出来ないので、私が登録した親戚やおじいちゃんのメールアドレスをクリックするだけですが、文章は自分で打っています。

と、こう書くと「すごい!」と思われるかもしれませんが、ほとんどの文章は無茶苦茶な文で読む事すら出来ません。ただ、最初の時にメールをもらった人にお礼で「ありがとう」と打って送りなさいと教えたので、ごく一部のメールには「ありがとう」とだけ自分で打って送信しています。

署名も作ってやると、ちゃんと毎回署名の挿入もしています。

いつの間に覚えたのか画像の添付も出来ますが、これは容量を気にせず送るので禁止しています。

それと、もう一つ困った事があります。
おかあさんの携帯のメールアドレスも登録しているのですが、意味のない読めないメールを何度も送るのです。携帯のキャリアーはDoCoMoなので、メール受信の度にパケット料金がかかってしまいます。

おかあさんは「あーちゃんがメールくれるのは嬉しいけれど、読めないメールばかりは要らない」と嘆いています。当然ですね。

2003.4.3


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試食

販促品のところでも触れましたが、あーちゃんは配っている物をもらうのが大好きです。中でもスーパー等での試食は特に好きです。

ところが、試食コーナーの人と一対一で、他に試食している人がいない状況では、欲しいくせに照れてもらう事が出来ないのです。

そんな時は、大きな声で「おかあさーん」や「おとうさーん」と呼びます。けれど私たちが近くに行っても、まだ試食品を取りませんので、取ってやって手渡そうとすると、「いいの」と言って私の渡した物は受け取らずに、自分で取って食べます。

私は手にした試食品をどうすれば良いのでしょう。大人が食べると係の人も俄然売り込んできますので、あまり食べたくは無いのですが、手にした物を戻すわけにも行かず、渋々食べています。

ある時、餃子の試食をやっていました、あーちゃんは餃子が好きなので、物欲しそうに見ていると係の人が「どうぞ」と言って、あーちゃんに手渡してくれました、私は食べずに見ていたのですが、あーちゃんは半分で食べるのを止め「おとうさん、ハイ」と、残りを私に渡し自分は行ってしまいました、好きな餃子なのにおかしいな?と思いながら食べると・・・。そう、美味しくなかったのです。

残された私に係の人の売り込み言葉が・・・、「おとうさんいかがですか?餃子はお子さんも大好きですよ」。私は愛想笑いを浮かべてその場を去りました。

2003.5.1


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